2007年12月14日

審判の勉強(3)〜三塁塁審〜

師走を忙しく駆け回っている野球大好きな老若男女のみなさん、おはようございます。


審判の勉強として主に動き方を書いてきました。
二塁塁審…一塁塁審…と来れば今回はやはり三塁塁審でしょうか。


ではまず立ち位置から。
一塁塁審編で教えられたのと何ら変わりません。
鏡に見えればかっこよく映りますね。

三塁線のファールゾーンに立ち、左打者の時にはスイングしたかどうかをチェックしましょう。

ファールかフェアのギリギリに飛んでくる頭上を越えるボールに対しては、左足を支点に右足でラインを跨ぎ腰をかがめてジャッジに備えます。


ランナーが二塁に残ったなら三塁への盗塁に備えて前進しておきます。

ピッチャーの動きとリードしているランナーの動きが目に入るように構えていると良いでしょう。

ランナーが走ったことが見えないでボーっとしているとキャッチャーから送球が来ますよ。


…この盗塁の時、先程の位置に居てジャッジしても問題ないとのこと。
ですがチャレンジしてみるなら次の動きがありますゾ(^_-)

『走った!』
と気付くと同時に捕手からの送球の動きに備えながら素早く前進していきます。
送球に当たらないように、サードの邪魔にならないように見極めながら更に素早くフェアゾーンに移動するという荒業です。
移動する位置は二塁と三塁、三塁とホームを結ぶラインの内側なんですね。

しかしこの荒業…成功するとかっこいいですが、ちょっとでも遅れると『ホントにそこから見えたか?』とクレームが来そうな変な位置になりかねません(((^_^;)
送球にも当たらないように…(((^_^;)


さぁランナーが三塁へ残りました。まず視線を集中するのは投手になります。

この場面、一番注意しなければならないボークと言えば…そうですね(^_-)

右投げ投手の時に上げた足が内側(二塁方向)へ入りながら牽制しないかどうか…
プレートと平行に上げたままだと牽制可能ですが、内側へ入れると捕手へしか投げられませんよね。





次のケースも話しておきましょう。
…三塁塁審に限らず全ての塁審に言えることでもあります…





強打やセーフティーバントで三塁線ギリギリにボールが転がりました。

『よしっ!』と自分から先に『ファール』のコールをしないようにしましょう。
どうしても目に先に入るとコールしたくなりますよね(((^_^;)
ですが内野側のジャッジは基本的にチーフの責任範囲にあります。
言ってみれば4人の審判員の中の監督!
チーフの判断を待ちましょう。







そうそ、つい最近このようなケースがありました。







5年生以下構成の中学年同士の練習試合でこのCB、チーフの勉強を兼ねて立たせてもらいました。

バッターが一塁線ギリギリのフライを打ち上げました。

キャッチャーがボールを追います。僕も後ろから追います。

飛び付きました!ホントにラインギリギリ。
取れ…ません。ボールは転々とファールグランドを転がります。


内心『キャッチャーの体で落ちどころが見えなかった!触ったのかすら…』と焦りました(゜ロ゜;

が、我慢してコールせずにプレーが終了するまで流しました。
ランナーは二塁へ到達。プレーが止まった所で僕は一塁塁審へ手を指し延べジャッジを求めました。

一塁塁審もその間我慢してくれました。
僕に求められて初めて両手を広げて『ファール!ファール!』とコール。

二塁に到達していた彼は打席へ戻り何事もなくプレー再開出来ました。


もしもキャッチャーの一部に触れていたら…僕から見えないのに勝手に『ファール!』とコールしちゃうのは…と思ったんですね。

ファールかも知れない…と思いつつ手を内野へ向けてフェアのジャッジをするわけにも行きません。

一塁塁審を務めた同じタイガースのお父さんも、内野判定の最初のコールはチーフから!という原則を守ってくれたのでした。

一塁塁審側への飛球の例ではありますが、勿論三塁塁審側への場合もありますので参考にして下さい。






次は外野へボールが飛んだときの動きについて勉強してみましょう。

確実に追うのも一塁塁審の鏡になればok(^_-)
ホームとレフトの頭上を結ぶラインと三塁レフト線の間を転がるボールは、三塁塁審が追いましょう。

ランナー無しから左中間や右中間へ飛球の場合。
二塁塁審がボールを追いに行きますから三塁塁審はセカンドベースをカバーしに走りましょう。

そのときはチーフがサードをカバー、ファーストがホームをカバーします。

(余談ですが、数年前までのパ・リーグではチーフはホームから動かない!という大原則がありました。
ホームでのクロスプレーに間違いは許されない!だからチーフが判断する!とのことなのでしょうね。
ですからこのシチュエーションではセカンドとサードを三塁塁審がカバーしていたのです)






そしてそして。
塁審の中で最も注目を浴びるジャッジの一つが三塁塁審にはあります(^_-)

そう、タッチアップですね!

その時の立ち位置は全て同じではありません。
キャッチをする外野野手とランナーが確実に見える場所へ移動しましょう。

例…ランナー三塁、ライトへ飛球。ランナーがタッチアップに備えた。

ライトとランナーを結ぶ延長線上の場所は…、また同じケースでレフトへ飛球の場合の延長線上は…違いますよね。







さて、塁審編の最後にこのプレーで締めくくるとしましょう。







一・二塁間や二・三塁間、三・本塁間と言えば…ランダンプレーですね。
子ども達が言う"挟み"のプレーです。

ランダンプレーが始まったら、各審判員はその中間地点から自分の責任塁のジャッジを任されます。

三・本塁間に挟まれたと仮定しましょう。

中間地点より三塁側でタッチプレーが行われたのなら、チーフのジャッジを待たずにコールしましょう。
逆に自分の範囲じゃないのに先にコールしてはいけません。

一方が『ノータッチ』で流しているのに一方が『アウト』とコールすると大変ですからね(((^_^;)


そしてランダンプレーに良くあるのが『ラインアウト』でしょうか。

プレー中の野手がランナーへタッグプレーにいきます。
ランナーはタッグされまいと身をかがめたりして…避けたのならokですが、身体全体で避けることも見えたりします(低学年では特に)

そのときの判断ポイントを押さえておきましょう。

野手が手を伸ばしてタッグしにいったのにそれよりも外側にふくらんでタッチを避けた場合…これがそうです。

『ラインアウト!ランナーアウト!』とコールしましょう。

『オブストラクション』はランナーによる守備妨害です。
捕球しようとしている野手に対して、それをさせまいというような走塁を見せたのなら、
『オブストラクション、ランナーアウト!』


『インターフェア』は野手による走塁妨害です。
ボールを持ってない野手が走塁の邪魔をしたならコール。



(急いで直しました。これで良いですか?(((^_^;)恥ずかしい〜笑)

専門用語はは難しいです。。。



さて三塁塁審を勉強してみましたがいかがだったでしょうか?

実は僕は三塁塁審も好きです(*^^*)

ランナーが一塁と三塁では試合をしている方々の注目が違いますからね〜。

勿論全てのプレーは平等ですが、やはり(^^;)))重みがあるのは三塁ランナーですよね。

一塁より二塁より、更に注目される三塁のクロスプレージャッジ!
得点に一番近い場所ですからね〜。両ベンチや応援団もヒートアップしてきます。

そんな場所で…『アウトぉ〜!』とかっこよくコールしたら…憧れの視線を浴びますゾ(^_-)

そこのお父さん!そう考えたら…今週末から三塁塁審に立ってみたいな〜と思いませんか(^_-)








と言ったものの、その緊張感に負けてしまい毎度毎度ポカをやらかしてしまうヘッポコCBなのでありました(笑)



ナンクルナイサー!(^ー^)



〜つづく〜

タグ :審判の勉強


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この記事へのコメント
スゲ~~~ 今日も勉強になりました。 あっりがっとヤン・スー

専門用語ビシビシですね。ちなみに下書きしてます?(^_-)

三塁塁審といえばタッチアップの離塁確認ですね。

レフトフライ→タッチアップ→セーフ→キャッチャーがアピールのためボールをサードへ→サードがアピール→審判セーフのジェスチャー。

審判はレフトのライン上にいたのに・・・・・お前見えたかホントに!と言うのが良くありますね(>_<)
Posted by キーマン at 2007年12月14日 09:09
☆キーマン殿☆

オッハです!
ランナー三塁。牽制球に備えてピッチャーとサードの延長線上に構えている…

そこまでは当たっていますが、集中してないとボールがレフトに上がった瞬間、いつもの立ち位置に立ったまま、ボールとレフトを目で追ってしまう…(*_*)
酷いときにはフェアゾーンに追い掛けてしまったりして…(T_T)ま、これはないですな(笑)

それではタッチアップのジャッジは出来ませんよね。

三塁塁審でもタッチアップでもありませんが、沖縄ブロックでこのようなことがありました。

レフトセンター間のヒット。レフトがボールを追う。打者ランナー二塁へ。ボールは帰ってきて中継のショートへ。
ランナーオーバーランを試みるがショートをみて素早く戻る。
セカンドがカバーに入ってる!ボールは二塁塁上に!ランナー滑り込む!
際どいか!さぁ判定は!!!!


信じられないポカがありました(;_;)
そのシーンで二塁塁審はダイヤモンド中に入っていたのです。
…だからこのようなことになったのかも知れません。二塁塁審がボールを追えば、三塁塁審はセカンド塁上に行き、ジャッジ姿勢が整っていたでしょう…

問題はこのあと。


何と二塁塁審は一・二塁間方向からダイヤモンドに入り、そのままその瞬間までサードの方を向いていました!
(ランナーがサードに行く!と思ったのでしょう。)

お尻を向けたまま判定は出来ないはずなのに。
慌てて向き直り判定…『セーフ』

一塁塁審も助け船を出して確認で『セーフ』になりましたが。。。
守備のチームは『…』となりました。


低学年の試合だから仕方ないと言えば仕方ないですけどね(((^_^;)


ボールから目を離さない、動きの確認が大事だな〜ということを改めて感じたジャッジでしたね。


PS.日刊CBベースボールは週末はお休みです。
ではみなさん、また来週お会いしましょう〜(^-^)/
Posted by CB at 2007年12月14日 10:12
おはようございます!

少々、突っ込んでみたいと思います (o^^o)ふふっ♪

①>バッターが一塁線ギリギリのフライを打ち上げました・・・・・・

 この場合は、捕手の背中でボールの落下位置、又はミットにボールがふれ たか球審からは確認できないので、一塁塁審が球審にファウルorフェアを  ジェスチャ(小さな)andノーボイスで教えてあげれば良いでしょう!
 そうすれば球審も自信を持ってコールできますね。


②『オブストラクション』とは、ランナーに対する守備側の走塁妨害です。

 >野手が手を伸ばしてタッグしにいったのにそれよりも外側にふくらんで・・

 の場合は、【ラインアウト】ですね。

  ※おまけ:走者による守備妨害はインターフェア!


③番外編 キーマンさんのコメントにあるように 

 >審判はレフトのライン上にいたのに・・・・・お前見えたかホントに!

 って、結構多いですよね!三塁塁審がレフトへの打球を追った場合の

 リタッチの確認は、球審が行います。


私も偉そうな事を言える程上手くはありませんが、チョット気づいたことを
書いてみました。

間違いがあれば遠慮なく、逆ツッコミして下さい!('ω'*)アハ♪
Posted by Mオリオンズ at 2007年12月14日 10:32
あちゃーやっちゃいましたか(((^_^;)

ん〜ちょっと変えてきます(恥ずかしいっす〜)

ご指摘ありがとうございます。

一塁塁審、二塁塁審は大丈夫ですかね(苦笑)
Posted by CB at 2007年12月14日 10:38
CBさん おはようございます。

噛み締めてじっくり読ませてもらいます。
Posted by OBキッズOBキッズ at 2007年12月14日 10:57
飲んだくれオヤジ!見直したぜ(^_-)

さすがですねCB仲間=オタッキークラブ(^o^)  一応 俺も会員(^^)
Posted by キーマン at 2007年12月14日 11:20
☆マッシーさん☆

やっちゃいました(笑)ミスりました(笑)



先輩方へ教えて欲しいことがあります。

『ラインアウト』
『オブストラクション』
『インターフェア』

その内、ボールデッドになるのはランナーによる守備妨害の『オブストラクション』だけで良いのでしょうか?

『ラインアウト』は他の走者がいた場合に野手が備えますからインプレー。


じゃあ野手による走塁妨害の『インターフェア』は…
例えばランナーが二・三塁間に挟まれた!としますね。
三塁へ向かうランナーに対して送球を捕球していないサードが妨害をしたとします。

勿論タッグプレーではありませんから、ボールはまだ妨害をした野手に届いていません。
ということはこのあとサードに来る送球が反れてしまうこともありえますよね。

カバーもいなく送球が三塁ファールグランドを転々としちゃえば、一時妨害されたランナーはホームへ向かえますよね。

『インターフェア』はランナーに対しての正義だとするなら…
コールしたあとはボールデッドではなくインプレーで良いのでしょうか?

忘れん坊のCBっす!(笑)
Posted by CB at 2007年12月14日 11:22
☆キーマン殿☆

もちろん、会員でございます(^-^)/

会員NOは…001はやはり鋭いご指導ご指摘を下さったMオリオンズさんでしょうかね〜。

来週の主審編でも間違いあればビシバシよろしくです。

(そんな(゜o゜)\(-_-突っ込みコメントも、オタッキークラブっぽくてこのブログには合ってますよね。
僕にはGoodです)
Posted by CB at 2007年12月14日 11:29
お~~~い 飲んだくれオヤジ~~ CBコーチが呼んでるぞ~~

違った違ったm(_ _)m 会員No.001さん。

難しい場面のこと聞いているぞ。

気になるから 俺にも教えてケツかれ  頼んまっす
Posted by キーマン at 2007年12月14日 11:44
呼ばれて、飛び出て、ジャジャジャジャ~ン!


長くなりますよ~!


① ラインアウト
  (走者が、野手の触球を避けて、塁間を結ぶ直線から3フィート以上離れ    て走った場合)
② オブストラクション:走者に対する守備側の走塁妨害
  (直接的な走塁妨害には 1個以上の塁が与えられる)
③ インターフェアー:打者または走者による守備妨害
(インターフェアによるペナルティ=走者はアウトとなりボールデッドとなる)

ボールデッドになるのは、②オブストラクションと③インターフェアーです
しかし、オブストラクションには2つのパターンがあります!

▼走塁妨害のケースはふたつ
ランナーに対する守備側の走塁妨害(オブストラクション)は、次にあげるふたつのパターンがあります。それぞれパターンによってそれぞれ判定も異なりますので注意しておきましょう。
 
①走塁を妨げられたランナーに対してプレーが直接行われている場合、または打者走者が1塁に触れる前に走塁を妨害された場合
 
②走塁を妨げられたランナーに対してプレーが行われていなかった場合
 
★ランナーに直接プレーが行われている場合
①のケースは、たとえば、ツーベースを打った打者走者が1塁を回って2塁へ進む途中、そのランナーをタッチアウトにしようと外野手からボールがセカンドに返球されているときに、2塁手に走路を邪魔された場合などです。
 
このケースは、妨害があった時点で審判員がタイムをかけてボールデッドとなりランナーには少なくとも1個の塁が安全に与えられます。ここで、もし妨害がなければさらに先の塁へ進めたと審判員が判断すれば、1個以上の進塁が認められます。
 
打者走者以外のランナーがいる場合は、同じように進塁が認められます。
 
★ランナーとは無関係の場所でプレーが行われていた場合
②のケースは、同じようにツーベースを打ち2塁へ進む途中で2塁手に邪魔されたものの、外野手がセカンドへ送球するのではなく、バックホームをした場合などです。
 
このケースでは、審判員は走塁妨害を指摘(ポイント)しますがボールデッドとはせず、プレーを流します。そして、プレーが終了してからタイムをかけて処置を決めます。審判員の判断によって、進塁が認められる場合も、そうでない場合もあります。

※ポイントは②のケースでは、ボールデッドにしてはいけないって事です。


CBコーチのご質問の

>三塁へ向かうランナーに対して送球を捕球していないサードが妨害をしたとします・・・・・・は?

守備妨害 or 走塁妨害のどちらに当たるかですね。
(どちらでも即ボールデットになります)

三塁手がボールも持っていない、他の野手からの送球を受ける体制にも入っていない場合は、走塁妨害(オブストラクション)で①のケースに当たると思います。


は~~~~~~っ! 疲れた。。。。。
間違っていたら、ツッコミ下さい!
Posted by Mオリオンズ at 2007年12月14日 15:30
CBコーチ。

あまりにも長文だから読む気にならないよ~(^^)

仕事落ち着いたら読みますね。

Mオリンズ先輩頑張って入力しましたね。お疲れさまです。
Posted by チョロ at 2007年12月14日 15:55
☆Mオリオンズさん☆

ご教授下さいまして感謝にたえません。ありがとうございました。

週末は休みですが、コメントにだけしておくのはもったいないので今から記事としてアップしましょうね。

☆キーマン殿☆

優しいキーマン殿。もしかしたら知っているのに、指摘をしたら僕が恥をかくのではないかと気遣い、キーマン殿も知らなかったな〜と言ってくれたのでしょ!
お心遣い感謝します。


☆チョロさん☆

まいど!
大丈夫です。皆が皆簡単に目を通してしまうなら、僕の恥(シッタカー)がもっと広まるでしょ(笑)
長文にすると最後まで読む方々が減り、指摘するにも疲れてしまいますから(笑)

『アッハッハ』(^○^)『ワ〜ッハッハ』

(^○^)\(--;)『海に沈めるゾ!コラッ!』
Posted by CB at 2007年12月15日 08:14